三人を泣かせた三人
ワリエワ選手とシェルバコワ選手だけでなくトルソワ選手も大人を泣かせた1人だと想像している。
SAやロシア試合が続いた後だったせいかNHK杯ではスケーティングの美しさが際立って見えたものである。膝、足首を使って途切れなく流れる滑り- ほとんどが日本人選手だった大会全体のスケーティング力はGPS4試合中最上位という印象で日本の選手のスケーティングスキルが高い事を再認識した試合だった。
コリヤダ選手は更に良くなったと思った。ヌレエフの半生を描いた映画音楽、アベルブフ氏の振付け、ミーシンコーチのいたわりが支えるメンタル面- 全てがハマり本来の才能を一気に輝かせているように感じた。