プロローグ ~ GIFT
羽生氏はフィギュアスケートの概念を変えてしまった。
どうやって1人でアイスショーをやるのか、と考えただけでも新しいものが創られる予感があり楽しかった。
リッツォ選手のスケーティングは清々しい。FSで4Loを着氷した後は波に乗って最後まで楽しそうに滑り切った。
羽生氏のYTチャンネルがスタートしまた楽しみが増えた。早速ルッツとアクセルの足元アップが出てきて一瞬だが久しぶりに技術の粋を見た感である。
羽生氏のルッツを最後に観たのは2019/20シーズンだった。
遂にきた。
思えば平昌五輪が終わってからはシーズン開始のたびに現役続行かどうか注目され、あっという間にさいたまワールド、シニア10年め、ストックホルムワールド、北京五輪など佳節や試合がやってきては過ぎていった。
今回は遂に競技を辞めるのかと思いつつ- 羽生氏ほどになると引退を表明するにも大変で事前から一騒動。会見後には特集番組・イベントなど大量のコンテンツが発生。上手くまとめてくださる方々のお陰で効率よく見れる。しかしそれでもとても全部追えそうにない。
普段は言葉が多すぎるが(笑)今は言葉を失っている。
SPもFSもEXもどれも羽生選手の魂魄を留めるような極上の演技だった。
FS前日の練習で怪我をしただろうことは当日午前中の練習ですぐ分かった。
風向きが変わったと感じた今季の全日本選手権。女子とダンスの五輪代表選出、男子戦の採点、と予想外が多かった。
女子代表の3人めは- 予想は三原選手で希望は三原選手か河辺選手だった。
パラリンピックの競技も少し見れた。五輪のモットー「Faster, higher, stronger – together」からすればスピード、高さ、力強さは及ばずともパラリンピックならではのワザがあったりと充分見ごたえがあった。
昨年プログラムが発表になってから Let me entertain you をブリティッシュロックのミックスに入れてよく聞いている。古典のクイーン、ELPやビートルズに混ざって出てくるとBロックサウンドらしさが際立つ。
昨年末は伝説?の2003年ネブワース・コンサートを見た。ワイルド極まりない。オープニングは Let me entertain you。3日間で30万人以上集まったらしい。
宮原選手のトスカは編曲も振付けも素晴らしかった。気品ある演技はファンタスティコ!最初のポーズは絵画を見ているようでカバラドッシがトスカを思いながら肖像画を描いていたことを想起させた。
コリヤダ選手が良かった。何しろスケーティングが美しく底力を感じる。ロシアカップまでには構成も上げてきそうで楽しみだ。コリヤダ、トクタミシェワ両選手のルッツには正統で美しい技術が存続していることを確認できていつも安心できる。