ISUの規則書など
フィギュア競技の運営規定、競技規則を調べる時は「特別規程書」と「一般規程書」に目を通す。PDFの2書はどちらも150ページ以上ある。「特別規程書」はフィギュア競技の規則書。「一般規程書」にはスピードスケート競技の内容も含まれている。原文を読んで日本語の翻訳書は読んだことはない。その理由は2つある。
原文を読んで日本語の翻訳書は読んだことはない。その理由は2つある。
羽生氏のYTチャンネルがスタートしまた楽しみが増えた。早速ルッツとアクセルの足元アップが出てきて一瞬だが久しぶりに技術の粋を見た感である。
羽生氏のルッツを最後に観たのは2019/20シーズンだった。
第58回ISU総会で決定された内容について2ヶ月前に書き始めたがあまり実のある記事にならず放って置いたままだった。
競技年齢の引き上げやPCS改定などはここ数年議論されている。こういったルール変更は定期的にあり試合で運用されないと分からない部分が多い。熱心に読んでくださる読者の方々に役に立つような記事にならずとも少し書き残しておこうと思う。
遂にきた。
思えば平昌五輪が終わってからはシーズン開始のたびに現役続行かどうか注目され、あっという間にさいたまワールド、シニア10年め、ストックホルムワールド、北京五輪など佳節や試合がやってきては過ぎていった。
今回は遂に競技を辞めるのかと思いつつ- 羽生氏ほどになると引退を表明するにも大変で事前から一騒動。会見後には特集番組・イベントなど大量のコンテンツが発生。上手くまとめてくださる方々のお陰で効率よく見れる。しかしそれでもとても全部追えそうにない。
NYメトロポリタンオペラはパンデミック中24時間動画の無料配信をやってくれた。1年ほどで終了しその後は音声のみのライブネット配信を月に数回やっている。
先月末キッチンで作業しながらシーズン初演のドン・カルロをタブレットで聞き始めるとGMのゲルブ氏が檀上に出てきた様子。
これはウクライナへのエールがあるなと思っていると- 最後の黙祷の後少し間があきコーラスが始まった。あら?今日はベルディのドン・カルロじゃなかった?
普段は言葉が多すぎるが(笑)今は言葉を失っている。
SPもFSもEXもどれも羽生選手の魂魄を留めるような極上の演技だった。
FS前日の練習で怪我をしただろうことは当日午前中の練習ですぐ分かった。
エイリアンと宇宙飛行士のロマンス- この素敵なプログラムは2人の魅力を存分に引き出していてパフォーマンスもハイレベル。昨年スケートアメリカで見て以来気に入っている。
チョック・ベイツ組の演技はいつ見ても新鮮。エレガントでスタイリッシュな振付け。パッケージングも完璧である。2シーズン演じたスネークダンスも良かった。奇をてらったプログラムなら何でも良いという訳ではないがオリジナリティに溢れたダンスのプログラムにはいつも引き込まれる。アメリカのチームらしくエンターテイメント性が高い。
4種目の後半グループの演技をライブで見れた。印象に残ったのはこの2組。
どちらも国の期待を一身に背負っている緊張感が決定とした意志に還元されて最高の舞台で無限の力が湧き出ているように感じた。
15才のワリエワ選手は出発前?に代表として大統領に挨拶までしている。後方にコーチ陣も座っている。
五輪シーズンの今季、Chopin2020、テニスGS2戦、世界体操選手権など恒例の行事などでスクリーンに張り付いていても全部は見きれず、ジュニアGPSは最初からパスする予定で始まった。
かくしてイリア・マリニン選手を見るのは全米選手権が初めてとなった。
2020-02-02 追記1
オフィシャルズ・リストが1月30日付けで更新され、HUNのジャッジ(ペア戦)が入れ替わりBELのジャッジ(女子戦)が居なくなっている。PDFリンクは同じで新しいバージョンを見れるので最新情報は常にそちらで確認願いたい。
北京でテクニカルパネル(各試合レフリー、TC、TS2人の4名)とGOEとPCSを採点するジャッジ(各試合13名)の名前が発表された。右コラムにもリンクを追加した。
IOC: Competition Officials
前記事であげたハイライトポイントをもう一度。
風向きが変わったと感じた今季の全日本選手権。女子とダンスの五輪代表選出、男子戦の採点、と予想外が多かった。
女子代表の3人めは- 予想は三原選手で希望は三原選手か河辺選手だった。