Ｐａｒｉｓ２０２４
パラリンピックの競技も少し見れた。五輪のモットー「Faster, higher, stronger – together」からすればスピード、高さ、力強さは及ばずともパラリンピックならではのワザがあったりと充分見ごたえがあった。
バレーボールを初めてみた。プレーの仕方、競技の仕方は色々あるものだと理解できスポーツの意義を再認識した。どの国もよくこれだけチームを組んで練習を積んで五輪出場まで来たものだと感動した。
閉会式ではフランスのパフォーマンスが良かった。
アスリートたちの汗と涙と笑顔は何物にも勝り、五輪招致と落札、計画、運営にまつわるダークさを忘れさせる。しかし何事も政治や経済に利用されては平和貢献の意義は薄れ非人道的な行為を促進するツールと場を提供してしまうこととなる。
その上今はパンデミックがある。はたしてその影はパリ２０２４まで及ぶだろうか。
Ｌｅｖｅｒａｇｅ
昨年からこれまで見逃した映画をたくさん見ている。仕事に追われた１０年程はいつ夏が来て冬になったか分からない程飛び回っていてスポーツ観戦はしても映画、音楽とＴＶドラマは手つかずだった。
オスカー受賞・ノミネート作品などから選んで観たが－ 流血シーンなど末端神経を刺激するような手法が多すぎる感でやや辟易してしまった。今年はマトモなモノ？を観ようと事前白紙状態で臨むのを止めて色々調べてからにしている。
この夏見たのは－
Maudie
John Curry
The Remains of the Day
Never Let Me Go
Minari
The Crown – season 3
Leverage Redemption
カズオ・イシグロ氏の作品は面白い。今年新作 Klara and the Sun が発表されてオーディオで聞いた。クララの存在は Never Let Me Go のクローン人間が投げかけるテーマと通じていると思った。
映像は－ 数年前に日本制作のＴＶドラマ「わたしを離さないで」を見たがどうもしっくりせず２回分でやめてしまった事を思い出し、キャリー・マリガン主演の映画とアンソニー・ホプキンス主演の The Remains of the Day を見ることにした。どちらもイシグロ氏が掘り起こす人間の心の綾がよく描かれている。
The Crown は良くできているドラマで全１０エピソードはどれも飽きさせない。いよいよダイアナ妃が登場するシーズン＃４までリリースされている。
そして一番楽しんだのは同じくＴＶドラマ Leverage Redemption。
２００８－１２年に放映されたシリーズ Leverage 全７７エピソードは２回通しで見た。過去に悪者だった５人がそれぞれのエキスパティーズを使って弱者を助ける物語。毎回終結するので見逃しても分からなくなることはほとんどない。アメリカのＴＶドラマで通しで見たのはこれと Friends だけである。
５人がそれぞれヒッター、ハッカー、泥棒、詐欺師、マスターマインドの力を発揮して、政治家や実業家など社会の権力者が善良な庶民を搾取したり社会悪を招いている構図に迫る。格闘シーンと若干の流血シーンはあるがコミカルなタッチで小気味よいテンポのプロダクション。ミッションインポッシブル（スパイ大作戦）の現代版のような感じ。
昨年続編が始まると発表されてから楽しみにしていた。７月９日にリリースとなり一度に８エピソードが出た。１日１本ずつ見ようと思ったが３本消化してしまい！３日で見終った。残り８エピソードも今年中にリリースされるらしい。
第４話で何と突然、羽生選手の名前が出てきてビックリ。数回巻き戻して見てしまった。ジーナ・ベルマン扮するソフィー・デべローが「ユヅル・ハニュー」と綺麗に（笑）発音している。早速フィギュア関係のネットに話題が上がっていた。
全般にＴＶドラマに関してはアメリカより英国の方が良くできている－ ストーリー、プロダクション、俳優などのクオリティが高いように思う。アメリカの優れている点の一つは世間のトレンドをすぐ取り入れること。流行っている事象や人物名がよく出てきて見ている方には親近感を持ちやすい。映画では難しくてもＴＶドラマなら入れやすいのかもしれない。
Leverage と Leverage Redemption はＩＭＤｂのアプリケーションでコマーシャル入りのストリームで無料で見れる。
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ご訪問、応援ありがとうございます。
皆さま呉々もご健康に留意され安全に過ごされますように。
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