最近は良い映画に出会えている。今年観た25本のほとんどが最新作。うちおススメの15作を紹介したい。
今回はファミリー向けストーリーとSF8作。
ファミリー
Peace by Chocolate ⭐⭐
シリア人一家がカナダに難民として移住しチョコレート工場を開くまでのストーリー。実話に基づいている。同名のチョコレートは今の所オンラインのみ、北米だけ?で販売している様子。映画で知名度が上がりゴディヴァのような世界展開となるか!?
そういえば昨年観た映画モーディ( Maudie 邦題「しあわせの絵の具」)の画家モード・ルイスの半生記も同じノバ・スコシア州が舞台だった。カナダ東部の海岸や山林など美しい自然映像が見れる。
King Richard ⭐⭐⭐
こちらも実話が映画化された作品。テニス選手のウィリアムズ姉妹の父がコーチとして2人を世界のトッププレーヤーに育ててゆく話。邦題は「ドリームプラン」。夢を実現した家族のアメリカンストーリー。主役のウイル・スミスはアカデミー主演男優賞に輝いたが2月の授賞式中の問題行動で今後10年式典に出席できなくなってしまった。
To Olivia ⭐⭐⭐
まだ日本語でリリースされていないかもしれない。オリビアは英国の作家ロアルド・ダールと女優の夫人パトリシア・ニールの娘。イギリス制作らしく映像が落ち着いている。ダールが「チャーリーとチョコレート工場」を執筆した頃、ニールがアカデミー女優賞を受賞した「ハッド」( Hud )を撮影していたことを知り、その2本も観た。
Hud (1963) ⭐
ポール・ニューマンが若い。大昔の映画はどうしてもテンポの遅さを感じてしまうがシナリオの丁寧さも感じる。CGの無い時代に牧場の大量の牛を処分するシーンをどう撮影したのだろう。
Charlie and the Chocolate Factory (2005) ⭐
子供向ファンタジー映画。工場内のメカニズムが楽しい。ご存知ジョニー・デップがコミカルな演技をしている。
Belfast ⭐
1960年代の北アイルランドの街と人々の生活を淡々と描いている。アイルランドと英国の合作でドタバタ度ゼロ。カメラワークが光る。混乱期を生きる家族の絆がリアルで温かい。
サイエンスフィクション
Eternals ⭐⭐
スーパーヒーロ達が登場する「エターナルズ」は娯楽大作。所々CGがぎこちなく感じられ、もう少しスムーズだったら3つ星にした。アンジェリーナ・ジョリーが超能力を持つエターナルズの1人を演じていてアクションがスゴイ!でも優美!
Matrix Resurrections ⭐
第一作の Matrix (1999) を再度観てから最新作を見た。20年前は斬新なコンセプトに見えた。今はインパクトがそれ程ない。キアヌ・リーブスは年を重ねるごとに存在感を増している印象。
次回はドラマ、ミステリー、ロマンス編7作を紹介予定。
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暑い日が続く中、皆さまどうかご健康に留意されますように。
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