今回はロマンスやドラマなど、ゆっくり見て頂きたい7作。
ドラマ
Cyrano ⭐⭐⭐
「シラノ」は映画だけでなく舞台化オペラ化されていてストーリーは良く知られている。昨年リリースされたミュージカル映画ではピーター・ディンクレイジが主演。ほろ苦い良い味を出している。
House of Gucci ⭐⭐⭐
レディー・ガガが「スター誕生」に続きまたもや好演。役柄にハマっている。イタリアのブランドを築いたグッチ一族の実話に基づいている。ファッションアイテムは持っていても一族のことは全く知らなかった。この映画で初めてブランド経営の実情が分かった。
West Side Story ⭐古典ミュージカル映画をスピルバーグが監督。各シーンの制作や演出は映画というより劇場の舞台を思わせるような雰囲気を感じた。トニーとマリアの配役は今一つと思った。
ミステリー
Death on the Nile ⭐⭐
探偵モノや推理小説でストーリーを熟知していても充分楽しめるのはアガサ・クリスティーの作品ならではと思う。ポワロ作品の完成度はデービッド・スーシェ( David Suchet )主演のTVドラマシリーズが最高と思っているが映画は映画で見所がある。ポワロ役は「オリエント急行殺人事件」(2017年)と同じ俳優。髭が凝っている。
Agatha and the Truth of Murder (2018) ⭐⭐
36才のアガサ・クリスティーが11日間失踪しその間のことを記憶喪失したという実際に起きた事件をもとに創作されたドラマ。
ロマンス
The Bodyguard (1992) ⭐⭐
ケビン・コスナーのファンなら必ず見ているだろう。ホイットニー・ヒューストンのチャーミングさは30年たっても全く色褪せない。ファッションも古く見えない。彼女のビジュアルと声の美しさがよくフィーチャーされている。今更サントラの2曲( I will always love you と I have nothing )をダウンロードしてしまった。
この映画を観た翌々日に元首相の訃報が世界を駆け巡ったのは偶然だった。事件後もう一度観ると、冒頭のシーンなどに、幾重にも報道されている警護の要点がおさえられていることが分かる。この道に携わる人々のプロフェッショナリズムを想った。
英国王位を捨ててアメリカ人女性ウォリスと結婚したエドワード8世のストーリーと、ニューヨークに住む女性ウォリーの人生がスパイラルしながら進むミステリー&ロマンス。 W.E. は ウォリスとエドワードの頭文字。邦題は「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」と説明文になっている。
サントラが20/21シーズンの露女子選手のFSで使われて興味を持った映画でやっと見れた。ポーランドの作曲家コルゼニオスキーによる音楽はどれも美しく宮原知子さんのSP曲「小雀に捧げる歌」も彼の作品。
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